トマトを植えるための下準備
農業初日はトマトを植えるための下準備を行いました。具体的には、地面にマルチというものを被せる作業でした。
ちなみに、上の写真がトマトの苗です。身内に不幸があったため作業ができず、1週間遅れだそうです。
マルチというシートを地面に被せることで、
- 雑草が生えにくくなる
- 地面の水分が保たれる
などの効果があるそうです。
トマトを植えるハウス内です。ハウスは幅5.4m、縦40mで、内側は左右2ウネあります。4本の黒い帯は冠水ホースです。このホースはマルチの下に置いておき、これを経由でトマトに水をやるそうです。
これがマルチです。
ラベルを見ると、幅230cm、長さ200mでした。
マルチを地面に敷くのですが、効率よく行うために、まず、マルチの筒の中に棒を通します。ちなみに、写真に写っているのが親父です。
棒の両端に紐をむすび、それをハウスの骨に固定します。
これで準備完了。トイレットペーパーを引っ張る要領で、マルチを引っ張ります。ガラガラ〜
片面が敷き終わりました。こんな感じです。
このままでは風が吹くと飛ばされますので固定します。まず、片方の端を切り取って固定します。
固定する材料はトンボというものです(以下の写真)。
トンボを約1.5m間隔で留めていきます。
もう1ウネやります。
同じようにトンボで固定しました。
今度は、マルチにトマトを植えるための穴を開けます。
基準となる糸を張ります(下の写真)。
コツとしては、冠水ホースに水を通して、ホースの位置が分かるようにしておきます(ホースの部分が膨れるので分かりやすい)。こうすることによって、間違ってホースに穴を空けることを防ぐことができます。
さっき張った糸を基準に約50cm間隔で穴を開けていきます。ちなみに、ハウスの骨組みが50cm間隔なので、それを目視ながら開けていきます。
ここまでの作業で約3時間です。ほとんど親父がやりましたので、私の存在は、あまり意味のない初日でした。明日はトマトの定植です。