オープンソースとクローズドソース。でも、、、
今日は仕事で東京に来ています。昨日のボウリングの優勝に浮かれていた罰のせいか、天気予報がハズレてました。東京に来ると、ほとんど悪天候です。
ところで相変わらず、写真を撮りながら移動していたのですが、なぜか、オープンソース(OSS)とクローズドソースのことを考えていました。
私も半年前まではOSSを推進してきた立場でしたし、OSS界隈はにぎやかなようです。
でも、OSSっていうけど、結局誰が幸せになるかよくわからなくなってきました。
- OSSが普及するとWindowsがタダになるみたいに一般ユーザが幸せになるの?
- OSSが普及するとソフトベンダーやそれにくっついている中小企業は幸せになるの?
- 何よりIT産業の末端でがんばっているプログラマは幸せになるの?
私には、はっきりとした答えは見つかりません。
GoogleやYahooがOSSを使っているのは有名です。彼らはあちら側にOSSを使って電子立国を作っています。でも、その使っているOSSが公開されることはまずありません。つまり、クローズドソースと変わらないのです。
MSによるYahooの本格買収が始まろうとしています。すでに、戦いはあちら側に移ってしまっています。そこにOSSとかクローズドソースの意味はありません。重要なのは、データが全てあちら側にいってしまうのです。
あちら側にいってしまうのが良いのか悪いのかということよりも、公文先生の言葉を借りるなら、GoogleやYahoo(MS)にどうして欲しいのかを私たちは声を上げないといけないと思います。